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【Splatoon3】ビッグランのモヤモヤを吐き出す

 

 

 

こんにちは。

皆さん、Splatoon3やっていますか?

 


発売からもうすぐ2年が経とうとしてますね。アップデート期間は2年と発表されているため、ブキやステージの追加はもちろん、フェスなどのイベントもラストを迎える頃かと思われます。

 


 ビッグランについても例に漏れず、5月16日に「ビッグビッグラン」が発表されました。かつて実装されたステージでのプレイが映され、「オカシラ連合」の情報も発表され、アチアチですね。

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 ただ、ビッグランというイベント自体については、実装時からなんというかずっとモヤモヤがありました。なんでこんな仕様になってるのかとか、そもそもどういう意図でこのイベントを実装したのかとか。自分の言語化用としても、一回吐き出すためにも残しておきます。

(以下、常体と敬体混在します。許して)

 

 

 

⬛︎Splatoonにおけるサーモンランの位置づけ

 

 そもそもサーモンラン(以下サモラン)とは、Splatoon2から実装された協力プレイモードで、対人以外のオンラインモードとしては初めて実装されました。ナワバリやガチマの対人戦で神経すり減らして戦うことに疲れたプレイヤーの逃げ場的ポジションとしても大きな役割を果たしているはずです。自分も、xマッチでキレ散らかしたあとサモランで心穏やかにゲームを終わらせることもよくあります。

 以降、「協力」を軸として考えます。


⬛︎システム面から見た疑問点

 ビッグランはサモランから派生したイベントであるため、協力プレイによる盛り上がりを見せてほしいのだが、現実はそんなことない。見えない敵を越えるためにはちゃめちゃに戦わないといけない点はずっとモヤモヤの要因でした。

 

 まずはシステム面から見ていきます。

 前述のとおりサモランは非対人の協力プレイモードであることを前提とすると、対人要素はできるだけナワバリやガチルールに任せたいところ。

 ところがどっこい、ビッグランは「上位○%」という順位の概念があり、3WAVEで納品した金イクラの最大数でプレイヤー同士を競わせているのです。仕様が発表されたとき、なんでサモランでも神経すり減らさないといけないの?と思っちゃいましたね。なんなら個人の記録やランキングが残るため、対人モードのイベントであるフェスよりも目を血走らせることになる。

 


⬛︎世界観の面から見た疑問点

 

 次は世界観や設定面から。

 そもそもビッグランはシャケのラッシュ強化版が街まで襲いに来ちゃったみないな設定(適当)で、自然災害のようなもの。これにより、過去いくつかの街は滅ぼされているという設定もある。

 そんな激ヤバな状況であれば競争なんかしてる場合ではなく、イカタコ一丸となって応戦すべき。まあイカタコ同士を競わせることで士気を上げているという流れならわからんでもない。ただ、ビッグラン終了後のバンカラニュースで「エイ〜!(結果発表〜!)」とか言ってるし、ただ順位を競って楽しんでるだけのように感じる。さっきまで街滅亡の危機が迫っていたんだけどね。あまりにも呑気すぎる。殉職者出るレベルの災害だとは思うし、あの世界にも不謹慎厨がいたらマ○タローは確実に燃やされてる。

 


⬛︎バイトチームコンテストの存在

 

 ビッグランが2回ほど開催された後、バイトチームコンテスト(以下バチコン)の実装が発表された。バチコンは、ステージやブキ、特殊WAVEやオオモノシャケの湧きなど、何から何まで全部固定された5WAVEで納品した金イクラの数を競うモード。

 ビッグランでサモラン界の「対人モード」の枠は埋まっているはずだったのに、バチコンによってサモランプレイヤーをまた争わせるのかと。正直、度肝を抜かれた。

 バチコンは「社内総出イベント」感があるので、世界観の面から見ると、サモラン対人モードとしてはビッグランよりバチコンの方が設定上も自然な気がするし、よりふさわしい気がする。

 


⬛︎どうすればよかった?

 

 ここまでの考え方に沿うと、結局のところ「おててつないでみんなでゴール」がいちばん協力プレイ感が出る。全プレイヤーのオカシラ討伐数○万体で防衛成功!とか納品金イクラ数が○億個で報酬アップ!とか。

 ただ、ビッグラン初回開催時にどれだけのプレイヤーがプレイしてくれるか未知数なため、ボーダー設定があまりにも難しい。用意する報酬も難しい。プレイヤーのモチベのために豪華すぎる報酬を用意しても、ボーダーを越えられなかったときの不満が避けられない。かと言って弱い報酬だとイベントをやる意味自体失われてプレイ人口減にも繋がる。さらに、期間が経って自然とプレイヤーが離れたとき、いままでは軽く超えていたボーダーが全然越えられなくなったりとかしたらプレイヤーとしてはもう見てられんない。

 結局、対人要素を持ち込まないと盛り上がらないと踏んでこの仕様にしたのであれば、もう文句は言えない。自分はゲームプランナーにはなれんと思った。任天堂いつもありがとう。

 でもなあ…盛り上げ要素としてはもっとやりようはあったと思う。

 対人要素を持ち込むとしても、プレイヤーに優劣をつけるものではなく、普段ガチマッチで使っているギアを装備してバイトに向かうことができる、などの新要素はあってもよかったかもしれない。「今日は作業着の代わりに身動きの取りやすい普段使いのギアを装備しても構わないよ。なあに、街を守るためなんだから、規約違反も今回は目を瞑るよ。」とかきっと言ってくれるよクマサンも。

 


⬛︎ちょっと妄想ビッグビッグラン

 

 Splatoon2のミステリーファイルには、以下のようなページがある。

七つの 輪から 煙が 上がり 海から 赤き 魚 が現れ

地の あらゆる物を 喰いつくした

ーマダイによる予言書 10章 10節

 これはビッグランの伏線だったと言われているスプラ界隈では割と有名なやつ。この文言を7回シャケが暴れ散らかすと捉えると、ビッグランの開催は7回と予想される。そして、第7回のビッグランにあたるのがビッグビッグランになる。

 Splatoon3のアプデ期間も考えると、発売からもうすぐ2年経つ頃に実装されるビッグビッグランがビッグランの集大成でほぼほぼ間違いないはず。どんなイベントなのかちょっと妄想。

 

 現時点で発表されている情報から予想できることは、「オカシラ連合」によるウロコ報酬モリモリフィーバー。あの感じだと、WAVE3終了後はおオカシラ出現がデフォで、5回に1回くらいヤバめのサイレンが鳴って全員集合するとかね。

 あとは、当然のように全員クマブキ編成にしてほしい。オカシラ連合に対抗するにはクマブキしかない。力には力でしか対抗できないからね(お祭り騒ぎしたいだけ)。

 最後に、あくまでこれは願望ではしかないが、ビッグビッグラン2日目(最終日)に「バンカラ街」が襲われたりしないかなとか。事前情報なんもなしでとんでもないバンカラニュースが放送される様子をこの目で見たい(放送局は高台にあるので満潮でも問題なし)。バンカラ街でブキを担いでプレイできること自体ワクワク止まらん案件だが、魔の手がついにわが街にも襲いかかってくることで、いよいよ最終局面か…と感じられるのも良い。

 


⬛︎おまけ

 ちなみに、Splatoon2発売あたりの開発インタビューでは、野上氏はこう言っているようです。

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 運営としては、対人要素の有無にはこだわっていないように見えます。記事の初めに述べた自分の考えとサモラン開発時点の運営の考えは全く異なっていたので、ただのアンチが吠えてるだけの記事になってしまった。

 よくよく考えれば、2の頃のサモラン上位勢は日の目を浴びることがほぼなかった。これを考えれば上を目指すサモランプレイヤーがイキイキとする今のビッグランの仕様で正解だったのかもしれない(でもそれバチコンでよくね?)。

 現状、ナワバトラー上位勢は全く日の目を浴びていない。Splatoon4ではナワバトラーの大きなイベントが来るかもしれない。来ないかもしれない。いや、来なくていい。

 


⬛︎〆

 まあ、そんなわけでビッグランに関してはモヤモヤが残り続けていたが、Splatoonは好きなので、どうせやるなら全力で楽しみたいと思っています。文句言う部分より妄想パートの方が文章量多くなっちゃったし。いつものバトルステージでシャケをシバける最後の機会かもしれないので、全力で楽しみましょうね。

 

それでは。