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【ネタバレ注意】UNDERTALE SYMPHONIC CONCERT TOUR 2024京都 感想殴り書き【Dプログラム】

こんにちは。メタです。

 

9月1日、タイトルの通り、京都のコンサートホールにてUNDERTALEのオーケストラの鑑賞をしてきました。

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2階席。近すぎ。

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オーケストラ自体、生で鑑賞するのは初めてのことでしたが、YouTubeの動画で観たりもするので事前知識はある程度はある状態で臨みました。

 

ただ、この公演、予想していた斜め上すぎて感動を通り越し、終始放心状態でした。

 

記憶に残っているうちに書き留めておきたいと思います。

 

※以降ネタバレまみれなので、ネタバレおkの方のみご覧ください。

 あとUNDERTALE知識前提で話す部分もあるのでご了承ください。

 

 

以降ネタバレ注意ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⬛︎この公演について

 

「UNDERTALE SYMPHONIC CONCERT TOUR」は、東京、兵庫、広島、福岡、関西の5つの公演があり、今回観た公演は関西公演。各公演、会場や開催時間等により曲が変わり、僕が見たのは「Dプログラム」。

よく分かっていないが、関西はなんか追加公演らしい。既に公演を終えたDプログラムに加えて追加プログラムもあるとのことでちょっとお得感。

 

ちなみにUNDERTALEというゲームは大きく分けて3つのエンディングを見ることができるが、Dプログラムで演奏されるのはGルートを軸とした曲であるため、迫力バチバチの戦闘曲がバンバン来るのを期待していた。

 

そして、ゲームbgmのオーケストラならではだと思うが、大画面モニターにゲームのプレイ画面を映しながらの演奏となる。感情移入があまりにも容易なので困ったもんだ。

開演までの待ち時間もタイトルが映し出されていたが、数分おきくらいに砂嵐とともに、一瞬「キャラ」が移るという不穏演出があり、まだ始まってもないのに客席から軽く悲鳴が上がったりした。

 

 

⬛︎プログラム前半

セットリスト上は曲のタイトルがわからない部分だったため、どんな演奏かはわからない状態で聴いた。

 

出だしは、何が演奏されたか忘れた(もう!?)

ここでもう鳥肌止まらんかったことだけ覚えてる。

ただ、合間合間に演奏が一瞬途切れ、『MEGALOVANIA』のイントロがねじ込まれる(エウデッデwの部分)という超絶不穏演出が入ってきたのが強烈すぎたため他の記憶が飛んでるのかもしれない。

この演出で客席は「???」と少しざわついていた気がするが、繰り返されるにつれ、確信に変わっていく。

そしていよいよ、『MEGALOVANIA』の演奏に入る。

 

ここからGルートの醍醐味(?)の虐殺虐殺&虐殺。 

『MEGALOVANIA』をひととおり演奏した後、トリエルの『心の痛み』のイントロが入るやいなやモニター上でトリエルがバカデカ効果音とともに瞬殺され、無音となる。続けざまにパピルスの『ボーントラウスル』が流れるもパピルスも瞬殺。アンダインやメタトン、アズゴアも続々と瞬殺されイントロしか聴かせてくれない、人の心ないんか演出。生演奏ならではの音圧もあり迫力満点だった。

 

ここで休憩に入って一息ついた。このへんで「Dプログラムって普通のプログラムではないな…?」と察したとともに、後半の期待感も爆上がりした。

 

 

 

⬛︎プログラム後半

 

ナプスタブルーク変奏曲で『怒りのマネキン!』やマフェットの戦闘曲(曲名ド忘れ)のメドレーを聴いたあと、バトルbgmメドレーに突入した。

僕のお気に入りの『アマルガム』も入っていたのでウキウキで聴いていた。

このあたりは正統派bgmメドレーで平穏な空気の中、進められていった。

 

ただちょっと驚いたのはプレイ画面で、ゴッゴメンやグライドといった通常プレイでは到底会えないような隠しキャラを映してきたこと。コアなファンに向けたサービスも欠かさずぶち込んでくるのはさすがだなと思った。

 

最後は追加プログラムで、もしPルートとGルートの世界線が交わったら…というコンセプトのもと組まれた組曲っぽい。

 

このプログラムの前に、「このプログラムは、過激な演出が含まれます。体調の悪いお客様は…モニター見るなよ(意訳)」という注意書きが映し出された。こんなこと言わないといけないオーケストラなんていままであったのだろうか。鑑賞するのに覚悟を決めるオーケストラなんていままであったのだろうか。

 

追加プログラムのセットリストはパンフレットにも既に載っていて、選択した未来ともうひとつの未来を交わらせ、目まぐるしく入れ替わり交錯する演出があるとの解説があった。

世界線のどこを交わらせたかというと、Gルートのフラウィを完膚なきまでに切り刻むアレと、Pルートのアズリエルが6つのタマシイを取り込んでバリアを壊して地上に出るアレ。このふたつを重ねてきた。

切り刻まれるフラウィと希望にあふれるアズリエルが目まぐるしく入れ替わり交錯する、つまりアズリエルを切り刻むような演出となっていたのだ。

 

2つのルートをプレイしていればわかるが、フラウィは花の姿になってしまったアズリエルであり、フラウィとアズリエルは同一人物。

 

このふたつを重ねてくるとなると、禁忌を冒している感がどうしても否めなかったもので、多分ものすごい顔で聴いていたと思う。でも公式がやってるから許すしかなかった。

 

このままものすごい顔しながらアンコールを迎えた。

 

ここで演奏されたぷんすかみゅうみゅうの『mad mew mew』で僕のテンションがMAXになった(躁状態)。なぜなら昨日UNDERTALEを起動してぷんすかみゅうみゅうと戦ったから。

ちなみにこいつは Switch限定の敵キャラ。コアなファンなら知ってるとは思うが全然メジャーどころではないので正直全く想定していなかった。

当然セットリストにもなかったので、僕にとっては不意の嬉しいプレゼントとなった。

 

 

 

⬛︎全体を通して

 

プレイ画面とぴったりタイミングを合わせた演奏は見もので、Gルートの鬼気迫る雰囲気が上手く表現されていた。

これにあのエグい演出が加わるのでもう感情が追いつかない。

 

あと、もはや前半も後半も覚えていないが、無音や不協和音を織り交ぜて不穏な空気を醸し出してくるのが、本当に鳥肌モノだった。

 

A〜Cプログラムはセットリストしか観ていないのでなんとも言えないが、Dプログラムが個人的にはいちばん好みだったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆裂深夜テンションで書いてるので飛んでる部分もあると思うし何言ってるか分からない部分も多くあると思いますが、とにかく、めちゃくちゃよかったです。

ちなみに今思い出したのですが、追加プログラムの途中で演者たちが悲鳴を上げる演出もありました。あれマジで怖かった。楽譜に「叫ぶ」とか書いてあったんかな。

 

 

ポケモンドラクエなど、他ゲーのオーケストラも機会があればぜひ聴きたいな〜と思いました。

 

では。